アップルの未来とティムクックCEOの確信

アップルの描く次なるビジョン

 

jp.wsj.com

 

By TIERNAN RAY
2016 年 11 月 1 日 08:31 JST
• まずまずの業績見通しにもかかわらず株価は下落

 ハイテクのトレンドは誰にも止められないほど勢いづき、勝者に何年も、あるいは何十年も利益をもたらし続けることがある。だが、そうした支配的なトレンドにも、いつかは革命が切望される時期が訪れる。その時、既存の秩序が覆る。

 先週25日に第4四半期(7-9月期)決算を発表したアップル(AAPL)は、そうした苦境に直面している。同四半期のiPhone(アイフォーン)販売台数は4550万台と予想を上回り、今四半期(10-12月期)の売上高ガイダンスは市場予想を上回った。ところが決算発表の翌日に株価は2%下落した。今四半期のiPhone 7の販売台数がまずまずの水準と予想され、より革新的な変化を予想する向きもあるiPhone 8の1年後の発売によって業績がさらに上向くと予想されているにもかかわらず、ウォール街はiPhoneの次の目玉を見極めようと躍起になっている。


• 研究開発力に陰り?

 モルガン・スタンレーのアナリストであるケイティ・ユベルティ氏は、アップルの先週の決算説明会で最高経営責任者(CEO)であるティム・クック氏に対し、同社の研究開発投資が過去3年間で2倍以上に膨らんだ一方、売上高の伸びはその投資を反映していないようだと指摘した。「研究開発投資の効率がやや低下しているのではないか」というのが発言の趣旨だ。クック氏は、研究開発に取り組んでいる製品がたくさんあると簡潔に答えた。

 別のアナリストはテレビの問題を採り上げた。かつてはアップルの次の目玉商品はテレビであると予想されており、そのことはウォール街の誰もが知っている。だが、期待された光輝くApple TV(アップル・テレビ)は何年たっても登場しないままだ。クック氏は先週の決算説明会で、テレビは同社が「強い関心」を持っている分野だと述べた。

 ところがその2日後、同社はテレビではなく、Apple TVの名称で販売されている既存のセットトップボックス(STB)向けのソフトウエアを発表した。これは、インターネット上のさまざまなストリーミング・ビデオ番組をまとめて視聴するガイド機能をSTBに追加するもので、「いいね」とは言えるが、一部の人が切望していたような「居間に置く次の家具」とは言い難い。

 他にも、自動車やホームオートメーションなどに関連したさまざまな可能性が話題に上っている。UBSのアナリスト、スティーブ・ミルノビッチ氏はクック氏に対し、恐らくはウォール街の全般的な怒りを込めて、「一部の投資家は、アップルがこの数年、新たな収益源を確保していないことや、財務面で重要な意味のある新商品を投入していないことを不安に思っている」と指摘し、「問題は、アップルが現時点で全体的な戦略を描けているのかということだ」と述べた。クック氏の反応は「今後の展開の方向性については強く意識している」というものだった。

 ウォール街の視点では、大型商品の新たなカテゴリーが現れないまま年月が過ぎると、モバイル分野での支配的な地位がアップルにとっての刑務所のように思えてくる。同社がiPhoneの市場支配に基づいて驚異的な業績(第4四半期は純利益が90億ドル、営業キャッシュフローが160億ドルの黒字)を維持する限り、クック氏にケチをつけるのは難しい。だが、投資家の期待にこたえる株価を維持するには、より大きな展望を描く必要がありそうだ。

• クラウドの波に乗るアマゾンとグーグル

 勢いが鈍っていないもう一つのトレンドがクラウドコンピューティングだ。そのことを端的に示したのが、アマゾン・ドット・コム(AMZN)と、グーグルの持ち株会社であるアルファベット(GOOGL)が先週27日に発表した四半期決算だ。

 アマゾンの場合、プライム会員サービス向けビデオ・コンテンツの購入費用やフルフィルメント・センターの構築費用などの支出の増加を要因とする利益率の低下が嫌気され、28日に株価は5%下落した。一方のグーグルの決算では、全体的な増益率が20%、ユーチューブを含む「その他」の項目の利益が39%増となり、株価は小幅に上昇した。

 両社の決算で輝きを放ったのはクラウド事業だ。アマゾンのアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の前四半期の売上高は前年同期比55%増。前年同期比の伸び率は四半期ごとにやや鈍化しているものの、北米eコマース事業の26%増、海外事業の28%増を大きく上回っている。しかも、AWSの同四半期の営業利益率は31.6%と前年同期の25%から上昇した。


 グーグルのクラウド事業の規模は、アマゾン、およびマイクロソフト(MSFT)またはIBM(IBM)に次ぐ業界3位または4位(どの調査会社の統計を見るかによって順位は変わる)だが、複数のアナリストは「その他」の項目の39%の増益の一部がクラウド事業によるものだと考えている。つまり、クラウド事業は利益を生んでいる。

 アマゾンとグーグルは、衰えの兆しを見せないクラウドコンピューティングの波に乗っている。アップルと異なり、アマゾンとグーグルにとってクラウドの持久力は刑務所ではなく、両社の株価への尽きることのない贈り物である。

 

 

ウォールストリートジャーナルで、アップルの研究開発や未来ビジョンについての懸念が出ていました。

 

クック氏の「今後の展開の方向性については強く意識している」というコメント。

 

このコメント、私はクック氏の中に解決策は描けていると思っています。

 

そのビジョンは、あと数年で世の中に公表されるはずです。

 

アップルの次なるイノベーションに期待しています。
 

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米国株中心のバフェット流世界分散投資でアーリーリタイア!
米俵まさる

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